国定公園破壊
  室生村の国定公園内の山林を破壊して

橋の正面に見える破壊痕・・・室生村の国定公園内
02・12県議会・厚生委員会
今井光子議員は、室生村の国定公園内の山林を破壊しての土砂採取。県はなぜ中止命令でなく、文書指導にしたのかと追及しました。
今井光子
議員
国定公園の土砂の採取問題で伺います。先日、新聞報道されましたけれども、室生村の国定公園の山肌が違法に伐採をされていると報道されています。
これについては、県はどのように認識をされているのか、どのような問題なのかということをおたずねします。
風致保全
課長
室生赤目青山国定公園内で土石採取がおこなわれている場所は室生村大野で、自然公園法違反ということです。これは、H
H14年5月にパトロールにより発見をいたしまして、行為の中止及び修景を指導中です。
調査の結果、平成10年9月に用材の搬出ということで、伐採許可をだしたものでございますが、その伐採面積を超えての伐採と自然公園の内部においては土石の採取は禁止をされておりますので、その行為違反ということになります。なお、この行為は、位置が国道165号から一望できるような状況の場所でもあり、また内容が伐採の結果、山が、家の方に滑ってきたということで、危険回避をおこなうために土砂を搬出したというものです。現状回復につきましては、山の状態にもどすということは不可能の状態であるため、復旧措置として緑化指導、緑化によって修復するということで指導中の案件です。
今井光子
議員
H14年5月にパトロールで発見をして、中止を指導したということですが、指導をしてもなお伐採が続けられたということで、中止命令は出さなかったのか。こういう場合には命令というようなことが、いままで、例がないのかどうか、県の対応をもう一度うかがいます。
風致保全
課長
具体的には5月2日に発見をして、そこで、持ち帰り、調査をして、違反等が判明いたしましたので、5月8日に行為停止の指示をおこないました。その後、是正計画が5月27日にでてまいりましたが、その間には、転石をかたずけ、さらに崩落がおこっていたということで危険回避の作業をおこなっていたということでございます。命令については、今回の内容は完全な原状回復は困難な状況であり、それに変わる復元措置が妥当と考えており、この場合の復旧作業は、種子の吹き付けをおこない緑化をおこなうということです。すでに一部が実施されており、内容についても確実に修復されているものと思っております。そういうことで命令を下さずとも、是正措置に応じていただいている、復旧措置が確実に見込めたということであり、あえて命令は出さず、文書指導にしたということであります。
今井光子
議員
新聞報道では、県議の関連会社というような書き方がされており、コメントでは、そうした働きかけは一切していないとも書かれているわけですが、県の方から、配慮といったことが働いてのことなのかどうか、その点、県民としては、非常に関心のあるところですので、どうだったのでしょうか。
生活環境
部長
経過につきましては、課長の答弁のとおりでございまして、パトロールで発見をして、私も報告をうけ、毅然とした態度で処置をするように(指示をしました)。先程申し上げましたように、先が見込めるということと、計画書も提出をされましたので、きちっと処理をするように申し伝えました。
この件について私は、いっさい、外からのお話しは伺っておりません。県として淡々と処理をしているところでございます。
今井光子
議員
新聞には元に戻すのが難しいと書かれております。現状復帰の努力をされているということですが、やはり、こうしたことが二度と繰り返さないように、きちっと指導していただきたいと思います。